休んでも疲れが取れない
このような悩みが複合していることがよくあります。
カウンセリングの場に訪れるときは
心、体、社会(人との繋がり)
この3つが不調になっています。
今回の場合は
体です。
多くの場合周りから
もっと緩めなよ
そんなにやらなくてもいいよ
少しはゆっくり休みな
なんでそんな忙しそうなの?
など言われた経験があったり
自分自身でも休みたいのに
気がつくと動いてしまう
という経験があります。
これは
手続き記憶といいます。
長年のコツコツ強化された
体のクセです
自転車に乗れる感覚、昔やっていたスポーツを何十年後に久々にやったら体が覚えてる感覚
それと一緒で幼少期から学童期にかけて
家庭環境や親子関係、兄弟関係で
培われた役割が
手続き記憶として今も続いているのです。
この記憶には自律神経の使い方が関わっています。
神経系と心と脳の関係性を詳しく書くと1日終わってしまうので省略しますが神経系を簡単に説明すると
交感神経(たたかう、逃げる)
副交感神経の
腹側迷走神経系(人との繋がり、安心安全など)
背側迷走神経系(凍りつく、引きこもる、一人でゆっくり休むなど)
これらを過剰に使いすぎるクセがついてしまっているので緩める必要があります。
人は実存(生まれて)してから本質(生き方)を見つけていきます。
心と体の悩みが解決していくと社会の悩みも解決していきます。
どう生き抜いてきたかから
これからどう生きていくかに
神経系も調整していくと
もっと楽な生き方ができるようになっていきます。
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