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こころのケアラボ仙台

不適切養育による生きづらさ

私のところにいらっしゃる生きづらさを感じている

クライエントの多くは「虐待は受けていない」

と言いいます。

体に傷がつくほど殴られたりしてないし

食事もきちんと与えられ

塾や習い事も通わせてもらったりと

環境的には幸せな子供時代だったと思いますと

言います。


しかし

社会に出て大人になった今

自分に自信がなかったり

いつも何かに焦っていたり

悲しみや辛さが襲ってきたり

無意識に怒りを閉じ込めて身体的に不調になったり


虐待を受けて育ったわけでもないのに

なぜこんなに生きづらいんだろうと

自分でも分からずにどんどん

自分が悪いのではないか?

と自己嫌悪に陥り

自己肯定感が無く、自己否定を繰り返している方が多く見られます。


お話を聞かせて頂いていると親から様々な

不適切な養育を受けていたことがわかります。

・思いやりのない言葉を浴びせられたり

・親の気分によって無視されたり

・過干渉

・子(クライエント)に対して否定的な言動が多かったり

・過度の心配性

・兄弟と比較する(贔屓など)

・子の夢を否定する

などその他、家庭によって様々です。


子どもが無条件に

「安全である」

「自分は歓迎されている」

と感じることが健やかな成長には必要なのですが

上記のような場合

条件付きの安全確保に子は適応せざる得ない状況を

不適切養育と言います。


このような状況下で育つと

しっかりとした自己認識と

バランスの取れた世界観を

持つことが難しくなり

成人になってから悩む原因にもなります。


愛着障害やアダルトチルドレンなどと言われる症状も

不適切養育からの発達性トラウマなのだと

私は思います。


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