イヤイヤ期で子どもがイヤイヤできるのは母親(多くは)との間に愛着関係があるからです。
愛着は生後から2.3歳の間に、多くは母親との間によって獲得します。
それは心理発達の基礎であり定型的な心理発達には欠かせないものです。
愛着を獲得すると自分を存在としてここに居ていいんだと受容でき、母親との間に信頼関係ができ、自己主張ができるようになります。
これがイヤイヤ期です。
イヤイヤ期がなかった子は愛着がないと言えます。
母親から得た愛着は大人になり子どもをもち、育てるという面や、社会に出てストレスから身を守りながら社会で上手くやっていく面にも関係してます。
つまりイヤイヤ期がある無しは大人になってからも影響し
虐待問題、不登校、うつやストレスからの精神障害にも密接して関係してます。
ただ人はもともと愛着を受け入れられるように出来ています。
幼少期愛着を築けなくてもパートナーや子ども、フリースクール、カウンセラーが
本人を存在として受容し、感情に共感し安全基地としてただ居ていいんだと思える場を提供することで獲得することが出来ます。
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